使用ルール:魔導書大戦RPGマギカロギア
著者:河嶋陶一郎/冒険企画局 発行所:株式会社 新紀元社
※今回は管理人=ゲームマスターでしたので、各種データが手元にあったためリプレイ風味です。
□貴方をちょうだい? オープニング□
○○○参加者○○○
GM … 瀬川吹雪
PC1 … Q子
PC2 … ★黒猫★
PC3 … SS
PC4 … いづみ
○○○キャラクター紹介○○○
ゲームマスター(以下GM) : 本日のセッションはマギカロギアですー。単発(予定?)の新規キャラにて。よろしくお願いします。
一同 : わー(パチパチ)。
GM : それではまずはキャラ紹介から。経歴的に一番エライ人からです。
PC3 : 書警様、書警さまー。
PC1 : なんか恥ずかしいね。
PC3 : 経歴低い人ばっかりだからね(笑)。
今回は書警(PC1)、訪問者(PC2)、異端者(PC3)、外典(PC4)とPC1以外経歴低めな人ばかりです。
GM : 事件の解決は君にかかっている!
PC3 : 僕ら雇われな感じだから(笑)。
PC1 : くっ!やめて!書警初めてなのにー!!
GM : 正規職員とアルバイトの集まりみたいになっている感じ。
PC4 : 本当だ。
PC1 : シフト組まなきゃ!めっちゃ大変だわー(笑)。
PC4 : 苦労人だねー。
GM : では、自己紹介を。
PC1(以下、円成寺) : かりそめの名前は円成寺 弥人で、魔法名は『デス プランナー』です。男性、30歳、表の顔は葬儀屋。いつも喪服を着ています。
PC4 : 性格は?
円成寺 : 真面目で穏やかな人で行きたいと思うんだけども、貫ける自信はないです。初期アンカーは桜 辰吉と言う男性で飲み友達です。
PC3 : <大法典>についてヒトコトお願いします!
唐突に質問を繰り出すPC3。皆のモチベーションの在処を聞きたかったようですが、如何せん、急だったのでしばし沈黙が。
円成寺 : 根絶やしにしてやる?
一同 : ………?
PC3 : いや、<大法典>だよ?上層部!!
円成寺 : あ、勘違いしてた。えっと、悪については根絶やしの方向で。
PC3 : 正義の味方だ。ちょっと楽しみ。
PC4 : やべぇ、このお姉さん、あらぬ事そそのかそうとしている気が。
PC3 : いや、そんなことはないですよ(笑)。
<キャラ詳細>
PC1 円成寺 弥人
魔法名:『デス プランナー』/男性/30歳
階梯:第3階梯/【攻撃力3】 【防御力】3 【根源力】3/書警
表の顔:葬儀屋/真の姿:十字架の墓石(魔力開放)/魂の特技:骸骨
魔法:【緊急召喚】【騎士召喚《涙》】【魔王召喚《光》】【入滅】【書刑】【返呪】
得意分野:力/特技:《花》《雷》《光》《涙》《死》
所持アンカー:桜 辰吉/初期アンカー
真田 怜哉/シナリオアンカー
GM : 続きましてPC2、経歴はいきなり4番目の来訪者さん。
PC2(以下、黒砂) : 黒砂 昴です。正義感あふれる勝ち気なポニテ少女。体重は53キロ。
PC3 : 背は174センチ?結構大きいね。
ちなみに最初は46キロの設定でした。「それは少なすぎ、入院レベル!」と皆に言われてちょっと増やした模様。
黒砂 : モデル体型です。剣道少女で、異端者に出会ってしまって魔法使いになりました。
PC3 : 大変だねぇ(しみじみ)。
黒砂 : 出会ったのはそこの異端者(PC3)とは違いますけども。多分。可愛い物が好きで、同性にモテるという設定です。魔法名は『秋色の風』で、真の姿を見せると紅葉が一面に広がる湖畔が現れます。初期アンカーは月森 ひなのさんです。カフェでバイトしていて、憧れの人です。
一同 : !!
PC4 : 私のシナリオアンカーなのですけども。
GM : と言うことで、ひなのはひどい目に合いやすい状態です。とってもお気をつけください。ひなのさんを殺さないで(祈)。
黒砂 : 今回のアンカーの日向 大和君とはライバル関係です。ひなのさんを狙う不逞の輩め!
PC3 : <大法典>についてどう思っていますか?
黒砂 : 何だろう、まだ良く分かっていない?魔法使いになって日が浅いから。
<キャラ詳細>
PC2 黒砂 昴
魔法名:『秋色の風』/女性/17歳
階梯:第3階梯/【攻撃力3】 【防御力】3 【根源力】3訪問者
表の顔:女子高生/真の姿:紅葉が一面に広がる湖畔(魔力開放)/魂の特技:血のように赤い紅葉
魔法:【緊急召喚】【騎士召喚《静寂》】【魔王召喚《風》】【幸運】【回復】【支援】
得意分野:力/特技:《静寂》《風》《自由》《光》《歪み》
所持アンカー:月森 ひなの/初期アンカー
日向 大和/シナリオアンカー
GM : 続きまして、PC3どうぞ。
PC3(以下、麻倉) : PC3です、麻倉 吉根と言います。異端者です。魔法名は『深海棲姫』。
PC4 : 艦これ?
GM : つまりこの子は…?
麻倉 : 空母です。ちなみに真の姿は海坊主です。
…GMは艦これには全く造形が深く無いのです…。深海棲姫は敵キャラなの…?この理解で合ってますか…?
PC4 : 性格的には?
麻倉 : 物静かな女性です。人間の世界に非常に興味を持って探査しています。特に第二次世界大戦の話とかを調べるのが大好き。その関係で要おじいさんとも仲良しです。古い話が大好きなので、<大法典>も大好き。暇があれば<大法典>所有の書物を読み漁ってます。あと、昔なつかし海戦ゲームをずっとやっていて、アーニー=マクラードと言うネットゲームのライバルプレイヤーが初期アンカーになっています。
PC4 : 艦これ、好きなんですね。
麻倉 : (とても元気よく)はい!
GM : 要は…70歳後半から80歳くらいかな?疎開時代の話とかできそう。
<キャラ詳細>
PC3 麻倉 吉根
魔法名:深海棲姫/女性/25歳
階梯:第3階梯/【攻撃力3】 【防御力】3 【根源力】3/異端者
表の顔:教師/真の姿:海坊主(魔力開放)/魂の特技:深海の千識
魔法:【緊急召喚】【騎士召喚《天空》】【変換】【幻影】【報復】【火球】
得意分野:星/特技:《海》《天界》《炎》《時》《幻影》
所持アンカー:アーニー=マクラウド/初期アンカー
月森 要/シナリオアンカー
GM : 最後はPC4です。
PC4(以下、園崎) : かりそめの名前は園崎 塔矢、魔法名は色々変遷があったけど現在は『愚かなる橙の使徒』と言うことで。某かぼちゃのハロウィンな怪物の外典です。
他のキャンペーンシナリオで、記念スべき最初の敵キャラ、のちのNPCとして登場していたハロウィンかぼちゃオバケ君のプレイヤーキャラ化です。Trick or Treat!
<大法典>に捉えられ、下っ端(?)としてこき使われている設定。本人は不本意ながらも満更でもなくなってきているよう。
園崎 : 人間の姿は中学生くらいの生意気な少年です。今回真面目な感じのキャラが多いので、色々ひっかき回せたらなぁと思っています。実年齢は?で。初期アンカーは山辺 彰人君、人間の姿を取っている時に必要と言うことで<大法典>が「ゴニョゴニョして」用意してくれたお家の男の子です。自分の1個下で弟分です。
GM : シナリオアンカーはひなのですね。
園崎 : ひなのさんとは、学校終わったあとに遊びに行っては美味しいカフェオレを飲ませてもらって「この人すごい!」と尊敬している関係です。お菓子もらうと喜びます。
余談ながら、敵キャラとして登場した時には、わたあめを口に突っ込むともごもごして噛み付けなくなる、と言う設定でした。
園崎 : <大法典>に対するスタンスは、本意でないながらも従わなければならず、ギリギリ(歯噛み)…な感じです。
<キャラ詳細>
PC4 園崎 塔矢
魔法名:愚かなる橙の使徒/男性/14歳?
階梯:第3階梯/【攻撃力3】 【防御力】3 【根源力】3/外典
表の顔:中学生?/真の姿:ハロウィンの怪物(魔素放出)/魂の特技:trick or treat
魔法:【緊急召喚】【騎士召喚《不安》】【魔王召喚《バカ》】【精霊召喚《花》】【妖花】【歓喜】【魅了】【付録】
得意分野:力/特技:《花》《雷》《光》《涙》《死》
所持アンカー:山辺 彰人/初期アンカー
月森 ひなの/シナリオアンカー
GM : それでは本編始めますー。まずは今回予告を。…ってこれ、恥ずかしいね?
園崎 : 静かにしてます。
GM : 静かにしなくて良いから!!
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誰にでもあるもの。誰にも…己にすら見えないもの。
形はなく、けれども甘く、苦く、時に温度すら含んだ、それは……
マギカロギア シナリオ 『貴方をちょうだい?』
貴方たちの中にある色を、見せて。
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○○○オープニングフェイズ シーン1/円成寺弥人○○○
そこは暗い、暗いところだった。ところ狭しと物が溢れている。否、それはその人物にとって「ディスプレイされている」と評されるべきだった。
それらは例えば、弾けるような笑顔の写真、幼子が懸命に走る姿が繰り返し映るビデオ、あるいは苦悶を浮かべたまま剥ぎ取られた顔面、悲痛な声を流し続けるオルゴール。彼…あるいは彼女なのか、薄暗い部屋に佇むシルエットはその一つ一つを矯めつ眇めつ眺めている。
「素晴らしい」
囁き程もない小さな声が吐息混じりに賞賛する。数多あるデスマスクの一つを指先が愛おしげに撫ぜていく――。
「これがあれば、たくさん、たくさん手に入る」
……暗いそこに、ひっそりと欲望が滲み出た。
GM : ここからオープニングフェイズ、PC1から行きます。えっと、アンカーの真田とはどんな感じ?
円成寺 : 僕もカフェにはよく行くから…常連仲間かな。今日ものんびり、周りの人間観察とかしながらお茶してます。
GM : ここはカフェ”ノスタルジア”。その名の通りノスタルジックな雰囲気のアンティーな小物とかが多いお店です。古めな洋館を改装してカフェにしてあります。全体的に洋風な古民家を想像してください。
黒砂 : 「弥人さん、いらっしゃいませー」
円成寺 : 「いつものお願いします」
GM : いつものって何が良い?
円成寺 : えっと、キリマンジャロで(笑)。
GM : 了解です。ここは自慢はコーヒーです。たくさんコーヒーカップが揃っていますね。真田は既に店内にいて、日向をからかって遊んでいます。
PC1シナリオアンカー
カフェ”ノスタルジア”常連客 真田 怜哉
明るく朗らかだが、常に単位ギリギリだという大学生。日向とは悪友関係。
PC2シナリオアンカー
カフェ”ノスタルジア”店員 日向 大和
月森ひなのに想いを寄せていることがバレバレの大学生アルバイト。悪友真田とはしょっちゅう馬鹿騒ぎをする仲。最近悩み事があるらしく、元気がない。
GM : (真田に扮して)「今日こそきっちりアタックしてこいよ!髪型いつもと違いますね、とかさ」
GM : (日向に扮して)「ちょ、やめろよー。俺、仕事中だっちゅーの」
GM : こんな感じでジャレてます(笑)。
麻倉 : 日向はひなのさんに惚れてるんだっけ?
GM : そうそう、日向はひなのに隠れラブだけど、全く隠れていません。隠れていると信じているのは日向だけ。好意に気づいていないのはひなのだけ。
円成寺 : じゃ、普通に声掛けよう。「今日も来てたんだね、真田君」
GM : 「あ、こんにちは円成寺さん」
園崎 : 昔、真田君がコーヒー零した時にたまたま被害にあっちゃったとか?結構お調子者っぽいし。
円成寺 : そんな感じで。「今日は大学は、大丈夫なの?」
GM : 「えっ…まぁ?(目をそらす)代返とか頼んであるし?」
円成寺 : 「何のために大学行ってるんだい?」
黒砂 : 手厳しい!
園崎 : 若い時は色々経験なんだよ!(謎のフォロー)
GM : 「あ、ははは…えっと、円城寺さんは今日は仕事休みなんすか?)」と、超話題転換。
円成寺 : 「いや、今ちょっと中休み」
GM : 「そうですか。お忙しいですね」
円成寺 : 「まぁ、僕の仕事が繁盛するってのも考えものだけどね」
GM : 「お仕事何でしたっけ?」
円成寺 : 曖昧に誤魔化して、「そろそろ戻ろうかな」
黒砂 : 「弥人さん、おかわりは良いですか?」
円成寺 : 「今日はちょっと寄るところがあるからね」
GM : では、そこにひなのが、「良ければ持っていてください」と言ってサンドイッチの包を渡します。「いつもありがとうございます」と癒やしスマイル付きですね。
PC4シナリオアンカー
カフェ”ノスタルジア”マスター 月森 ひなの
亡き父・晃の跡を継いだ、若きカフェのマスター。穏やかな笑顔に癒されに来るという常連客多し、という噂。
円成寺 : 「こちらこそ、いつもありがとうございます。…真田君、君も早く大学に戻るんだよ」
GM : 「はーい」
黒砂 : 「ありがとうございましたー」
GM : では、PC1は【魔力】を決定してください。ダイス1個を振って、【根源力】を足した数字です。
円成寺 : ダイス1個?(コロコロ)…出目1……【魔力】4です。死んじゃう―(ガクリ)!!
○○○オープニングフェイズ シーン2/黒砂昴○○○
GM : 昴と日向のシーンです。日向はお皿を洗ったり、片付けをしたりしていますが、時々ため息をついています。特に真田が帰って静かになってしまったので物思いに耽っているよう。
黒砂 : 「どうした日向」
GM : 「黒砂さん?あの、俺、年上なんだけど」
黒砂 : 「分かってるぞ、日向」
園崎 : 分かってやってる(笑)。
GM : 「やー、特に何って訳じゃないけどさ…。つーか黒砂さんはいつも元気だよね。悩みとかなさそう」
黒砂 : 「私だって悩み入っぱいあるよ!あんたこそなさそうじゃん!」
GM : そんな感じで、かなり敵意むき出しにされてます。
黒砂 : ひなのさんに近寄るな!
GM : 俺、黒砂さんに何かしたっけ…?と日々不思議に思っている日向です。
黒砂 : がるるる。憧れのお姉さんに近寄る不逞の輩め!
GM : (ひなのに扮して)「日向君、ちょっといいかしら?この上の荷物、ちょっと下ろしてくれないかしら」
GM : (日向に扮して)「行きます!」いきなり元気になります(笑)。
黒砂 : 「私が!私がやります!」
円成寺 : (日向に扮して)「俺やります!俺が!男だし!あ、ひなのさんいつもと髪型違いませんか?」
園崎 : ひなのさんちょっと嬉しそう。「前髪ちょっと切っただけなんだけど」とか言って。
一同 : (笑)
黒砂 : 日向…ギリギリ(歯噛み)。く、ひなのさんが嬉しいなら、まぁ、見逃してやろう。
GM : そして良い雰囲気に…。
黒砂 : 「ひなのさん!コレなんですけども!!」
一同 : (笑)
GM : 昴に呼ばれて、ひなのは行ってしまいます。一人残された日向は、ふと静かになった周囲を見渡して物憂げなため息を付いたのでした。
麻倉 : それにしても大和とは…気になる名前です。運命結びたい。
GM : 戦艦関係無いからね!?
GMは艦これにも戦艦にも詳しくありません。大事なことなので二回目だけど言いました。
GM : PC2、【魔力】決定を。
黒砂 : (コロコロ)3、【魔力】は6です。
麻倉 : 平均ちょい下ですね。
○○○オープニングフェイズ シーン3/麻倉吉根○○○
麻倉 : いつもみたいにアンカーの要おじいさんに話を聞きに行きましょう。
GM : 了解です。このカフェ、2階が居住スペースです。要は普段は居住スペースに居ますので、吉根はそちらを訪ねてます。
麻倉 : 「要おじいさん、こんにちは」
GM : 「吉根ちゃん、今日も来てくれたんだね。いらっしゃい」とにこにこしながら吉根を迎える要おじいちゃん(80歳)です。
PC3シナリオアンカー
月森 ひなのの祖父 月森 要
ひなのと二人でカフェの2階にある居住スペースに暮らしている。隠居しており、今は絵を描いたり、陶芸を焼いたりとのんびり過ごしている。
GM : 戦時中の話が好きってことなんで、色々お話してくれます。疎開していた時の話とか。戦後すぐの話…磁石を持って歩いて鉄釘をくっつけて回収したり…って、これは私がおじいちゃんに聞いた実体験なんですけども。トタンで家を建てたりだとか。
園崎 : 道理でリアル。
GM : 途中でコーヒーとケーキを差し入れてくれたりしてます。
麻倉 : 実は味覚無いんですけどね。
GM : あとは、「今回の力作!」と言って手作りの陶芸品を見せてくれたりとか。孫と同年代なんで孫のようにかわいがっています。
麻倉 : ふむふむ。土からこのようなものができるとは。興味深い。
園崎 : そういえば吉根のねーちゃん、どんな見た目?外国人っぽくて日本文化に不慣れた感じ?
麻倉 : 見た目は日本人っぽいですが、髪も肌も真っ白です。暗闇で過ごしていたような。
GM : ……具体的には海の底で?
麻倉 : 正解(笑)。
GM : 実際日本文化には不慣れに見えるようで、色々教えてくれます。吉根の硬くて若干古風な話し方が要には気に入られているようですね。
麻倉 : 適当な時間になったら帰ります。他にも興味深いものは沢山ありますので、色んな所を見て回りたいです。「今日も、ありがとうございました。またお話を聞かせてください」
GM : 「気をつけてお帰り」
麻倉 : 【魔力】…(コロコロ)4、【根源力】合わせて7です。
○○○オープニングフェイズ シーン4/園崎塔矢○○○
園崎 : ちょっと遅い時間に、「こんにちはー」と入ってきます。「いつものちょうだいー」とがま口財布をかぱっと。
GM : !!か、かわいい(悶)!!
GMの萌ポイントにクリティカルヒット。GMハ悶テイル!
一同 : (笑)
GM : そろそろ店じまいしようとしていたひなのですが、塔矢を見てその手を休め、あまーいいカフェオレを入れてくれます。
園崎 : 「あまーい、おいしいー」
GM : 「今日はちょっと遅かったね。どこかで遊んでたの?」
園崎 : 「うん、ちょっとお手伝いしてた。疲れたー」別地区の禁書回収手伝いしてました。<大法典>人使い荒い!
GM : 「塔矢君、エライのね。はい、クッキーも食べていいよ」
園崎 : 「へへ」…内心は人間に色々思うところはあるけど、気に入ってるお姉さんの前なのでぶりっ子。
黒砂 : 「かぼちゃ小僧また来てるのか」
園崎 : 「うるさーい、僕は客だぞ!文句言うな」
麻倉 : 昴さん口悪いなぁ。
黒砂 : 「口の減らないガキめ」
園崎 : 「あ、そー言えば、大和のにーちゃんは」
GM : 「今日は体調が悪いだとかで、もう帰ってるの」
園崎 : 「へぇ、珍しい!大和のにーちゃんが先に帰っちゃうなんて」
GM : 「最近元気がないのよね。どうしたのかしら。昴ちゃん、何か聞いてる?」
黒砂 : 「知らない(きっぱりと)」
GM : 「もしかして、誰か好きな子でも出来たのかしら!」と、力いっぱい地雷を踏み抜きます。
一同 : (笑)
園崎 : 「ぶっはははは」
黒砂 : 「そこ、笑うな!」
GM : 「もしかして…学校で気になる子が入るとか?!日向君もお年ごろだもんね。応援しなくちゃ」
園崎 : 「うん、応援してあげて!(ぷるぷる)」
GM : と、話しているとそろそろ6時半になろうとします。ひなのは塔矢を帰そうとしますね。「最近、事件が続いているみたいだから、真っ暗になる前に早く帰りなさい」
園崎 : 事件?
GM : 最近、ここ、E市では突然記憶や感情をなくして無気力状態に陥っては病院に搬送される人が出ています。原因不明で、近所ではちょっとした噂話になっていますね。
園崎 : う、何か身につまされる。
かぼちゃオバケ君が起こした事件というのも、記憶(頭の中身)をかっくらっていたというものでした。奇しくも事件内容がかぶってしまったことに今気づくGM。しかしどうしようも無いので、このままゴーです。…仕方ないじゃないか(誰に向かっての言い訳)!
園崎 : 「うん、じゃあ僕ももう帰る。バイバイ」
GM : 帰ろうとした塔矢は二人の女性と擦れ違います。二人はそれぞれひなのの友人で、カフェの閉店に合わせて遊びに来たようですね。ちなみに二人は友人というわけではないらしく、それぞれちょっとよそよそしい風ですね。
NPC1
月森 ひなのの友人 秋山 心
”古風堂”という骨董品屋を営んでいる年齢不詳気味の女性。カフェを改装した際に出てきた様々な骨董品(半分はガラクタ)を買い取った縁でひなのと友人になった。
NPC2
月森 ひなのの友人 吉澤 早苗
カフェ”ノスタルジア”の隣家に住む20代後半と思しき女性。消極的な性格で、ほとんど自宅から出てこない。月森ひなのとは昔なじみのため、心配した月森は時折手料理を持って行っている。職業小説家。
GM : ひなのが招き入れているのが見えますね。心は時々来ているので会ったことはあるかも。早苗はほとんど家から出ないので見かけるのはレアですね。
園崎 : よし、【魔力】頑張る!(コロコロ)よし、5!【根源力】合わせて8です。
GM : 一番高い…と言うか、PC1から順にだんだん高くなってきますね。
○○○オープニングフェイズ シーン5/マスター○○○
GM : その日の夜、君たちに<大法典>E市支部から本拠地である市立図書館に招集がかかります。
黒砂 : 来ました!
園崎 : 「またお仕事ー?」とむすっとしています。
GM : ここでは六氷 白と言う若い女性が管理係をしています。ちなみにこの人、クールかつスルースキル高い人です。
円成寺 : 「今日はどのようなご用件ですか?」
GM : 六氷は事件について話します。ひなのが話した内容とほぼ一緒ですね。<大法典>が調べたところ、接点として浮かび上がったのがカフェ”ノスタルジア”。と言う訳で、カフェと関係ありそうな魔法使いである君たちに<分科会>を組んでもらう、ということです。
GM : 「これほど因果の糸がかかり、魔法使いとの縁が重なる場所は、それ自体が非常に珍しいとも言えます。あなた達にとっても浅からぬ思い入れがあるでしょう。よろしくお願いします」と六氷は頭を下げます。
麻倉 : 「それほど大事という訳でもありませんが、興味はあります。その依頼、受けましょう」…異端者ならこれくらい言っても許される気がします。
GM : 「そうですか。仕事をこなして頂ければ、どんな理由でも結構です」
園崎 : スルースキル発動。
GM : 「3日後に編纂の儀式を行います。それまでに事件を解決してください」
園崎 : 「いっつもせわしないね」
GM : 以上、3サイクルがリミットです。
黒砂 : 今回の<禁書>は何?
GM : <遠き日の 清かなる 思ひ出>です。
黒砂 : 「この事件は必ず解決してみせます」
円成寺 : ……じっちゃんの名にかけて…?
GM : ………真実はいつも一つ…?
園崎 : うぉい!
うっかり乗ってしまいました。てへ。
GM : 「方法はあなた達にお任せします。では、ご武運を」
円成寺 : 「皆、よろしく」
一同 : おー。
→ミドル