□如月 六の日□


 (地味に心配していたように)寝坊することもなく、しかもどっちかって言うとそわそわ早起きなんかしちゃった 3人組。昨日買っておいた食料を朝食にし、準備もそこそこにいざ出発。ホテルから空港まではシャトルバスで 30分ほどでした。思ったよりお客さんがいてちょっとびっくり。

 空港では割と問題なく……なんてね!問題ないわけないよね、このメンツで!
 えぇ。私は持っていた帽子をいきなり紛失しました。二人が円→ユーロの換金に行っている間(私は 事前に換金していたので荷物番)は手に持ってたのに、搭乗券をもらいに行こうと列に並んだ時にはなかった。 たった30mの間に!あ、と思って振り向いた時にはありませんでした。
 …ちなみに、あとでインフォーメーションに行ったら届いてました。私の帽子。凄い超早業。たった30m。 時間にしてわずか5分足らずの内に拾われてたのか……く、さすが関西だ。
 別にそこに置いといてくれればいいのに………っ。
 帽子を受け取るためにパスポートやら何やら見せる羽目になりましたとさ。はぁ。


 気を取り直して。
 特に問題なく飛行機に乗り込み、まずは経由地北京へ。
 初めて日本の空港会社を使いました。見た目は明らかにラーメンなのに、味はそば(八つ橋さん談)と言う 奇怪な食べ物と出会い。
 最近の飛行機って一人一人にモニター付いてるの?エコノミーでも!?と一人慌てふためきました。


 北京ではオーストリア航空に乗り継ぎ。待ち時間は2時間45分。 こっからまだ10時間以上かかるなぁ、などどのんびり構えてる暇はありませんでした。
 え、何故?なぜに私たちは中国に入国させられてるの?入国審査のゲートとか通ちゃって良いの? つーか、私たち、何枚書類書いてるの?あぁ、鳥インフルエンザ?7日以内に鳥に触ったような記憶はないけど? んで、出国ですか?滞在時間2時間弱……。出国時、またも書類書かされるんだ−−。「open?」って、ダメだろ ペットボトル開けたら!つか匂いだけで中身分かるのうそー。
 以上北京入国から出国までの感想をダイジェストでお送りしました。
 出国時、ペットボトルの中身を確かめるためにあっさり封を開けられました。それで匂いを嗅いで はい、と 返された訳ですが。あと、パスポートの写真と私の顔めちゃくちゃ見比べられました。じぃ、と。 意味もなくドギマギしましたとも。


 そして本日の最大問題。
 飛行機が飛ばない。
 雪のせいです。客室乗務員の方々もいつ飛ぶか分からないと言うばかり。サンドイッチやらジュースやら かなり頻繁にくれましたが。しかし飛行機の中で2時間以上待機ってのはツライですよ…っ。
 ぐでぐでと、結局飛行時間も合せれば13時間以上も同じ所に座っておりました。 その間、八つ橋さんがスッチーのおねぇさま方を命名したりね(笑)
 余談ですが←と→は違う写真です。それぞれたぶん夜ご飯と朝ご飯。カットしたら同じようなものしか 見えなくなりましたが。




 2時間遅れでウィーンに到着し、タクシーで予約しておいたホテルまで一直線。……120キロは軽く出てました。 きっと、これがウィーンでは普通なんだ。そう思いたい。 へたに助手席なんかに乗ってしまったが故恐ろしかったよ……。
 そして私が助手席で戦々恐々としている間に、八つ橋さんがチップの用意をしていてくれました。 そんな習慣のことはキレイさっぱり忘却しておりました。ありがとう八つ橋さん!

 ホテルはおそらくファミリールーム、のようなもの。
 ベッドルーム2つにベッド4つ。LDK らしきもの。なぜか2階建て。何だこの広さは!
 驚愕しつつも、疲れ果てた3人は、2つのベッドにむりやり並んで寝ました。だってここまで来て独り寝ってのも 虚しいし。女の子3人だもの2人分のスペースでもきっと平気☆(えー)
 そしてシャワーの使い方がさっぱり分からず、持参した洗面器で無理矢理 髪を洗ったとかは内緒です。
 ……私は今でも夜中に寝ぼけて隣に寝ていたひくそすさんを蹴飛ばしていなかったかが心配です。



 閑話休題。
 北京からウィーンに至るまで、我らと同じ行程を歩んでいた男の子3人組(おそらく同年代)。 北京でどこに行けば良いのか分からなかった時も、ウィーンで出口が分からなかった時も微妙な距離感を 保ちつつ、何となくお互いの動向を探っていました。だって不安だったしね!
 あの彼らは今頃何を…などと回想に耽ってみたりしつつ就寝。


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